マルハニチロが製造しているコーンクリームコロッケなどに
農薬の一種マラチオンが見つかりました。

マルハニチロは、
農薬マラチオンが入っている可能性のある製品を
自主的に回収しています。

で、もしかしたら、今この記事を読んでいるあなたも
マルハニチロの製品を食べたかもしれません。

しかも、あなたの体の中に
胎児がいるかもしれません。

お腹の胎児が奇形になってしまったり
死産となってしまったりしないだろうか?
と心配で仕方がないかもしれません。

そこで、農薬マラチオンについて解説しながら
胎児への影響について解説します。

マラチオンとは?

マラチオンは有機リン系の殺虫剤です。

有機リン系の殺虫剤を人間が食べてしまうと
有機リン中毒となり、ヨダレがたくさんあふれ出し
嘔吐、下痢などの症状が起こります。

また、瞳孔が異常に開くことも
マラチオンなどの有機リン中毒の特徴です。

有機リン中毒の場合には
アトロピンという注射をすることで
対処します。

マルハニチロの製品に混入していた農薬マラチオンの胎児への影響は?

まず、農薬マラチオンを大量のお母さんが飲んでしまうと
お母さんが亡くなってしまう可能性があります。

となると、胎児も死亡してしまうので
そういった意味では農薬マラチオンが胎児へ
影響することはあり得ます。

しかし、お母さんの体重が1kgに対して
1000mgの農薬マラチオンを飲んだとしても
催奇形性といって胎児が奇形になることは
ないというデータがあります。

証拠のデータはこちら

今回のマルハニチロのケースで
農薬マラチオンをもっとも含んでいた
コーンクリームは1万5000ppmという量でした。

1ppmとは
その食べた物など1kgあたりに1mgの
農薬マラチオンを含んでいるという意味です。

で、一般的にコーンクリームを
1人の人が1kgも食べることは
あり得ません。

そこで、仮にコーンクリームをあなたが
100g食べたと仮定しましょう。

すると、今回のコーンクリームなら
1500mgの農薬マラチオンを食べたことになります。

前述の通り、体重1kgあたり1000mgの農薬マラチオンを
1日で食べてしまっても胎児が奇形になる可能性はありません。

したがって、あなたの体重が1.5kg以上であれば
胎児への影響はないということになります。

当然のことながら
生まれてくる赤ちゃんの体重でも
およそ3kgあるわけです。

ですから、あなたの体重が3kgということは
絶対にありえません。

だいたい、あなたがいくら小柄であっても
体重が40kgくらいはあるでしょう。

つまり、少なくとも胎児への影響は、
今回もっとも高濃度で含まれていた
コーンクリームでさえ問題ないという結論になります。

ただし、1日のマラチオンの許容量は
体重1kgあたり、0.02mgです。

ですから、もしコーンクリームを100g食べたなら
確実に1日の許容量を超えています。

となると、あなた自身への健康被害の可能性は
否定できません。

そういった意味では
病院に行った方がよいかもしれませんね。

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