あなたの会社にこんな社員はいませんか?
・すごくマジメだけどすぐに暴走する社員
・遅刻・早退を繰り返すが、言い訳が巧妙な社員
・会社の命令に従わない社員
・パワハラ・セクハラが日常茶飯事な社員

などなど

こういった感じで、常軌を逸するような態度や言動で
上司や同僚に接したり、上司の指示に従わない社員を
モンスター社員といいます。

最近、こういったモンスター社員が増えてきています。

ただ、こういったモンスター社員でも
そう簡単に解雇できません。

労働契約法16条にはこのように書かれているからです。

―――労働契約法の引用ここから―――

第16条 解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない
場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。

―――引用ここまで―――

とまぁ、条文では客観的に合理的という表現を使ってますが、
ものすごく大まかですよね。

どのようにでも解釈できるからです。

たとえば、隣の社員を殴っても
解雇できるとは書いてませんし。

実際、殴ったという程度にもよるでしょうが
殴っただけでは解雇できるとは限りません。

遅刻を10回繰り返したとしても
解雇できるとは限りません。

なぜなら、労働契約法16条に
遅刻を10回したら解雇できるとは
書いていないからです。

モンスター社員の対処法

じゃ、どのようにモンスター社員に接したらよいのか?

周りに迷惑をかけまくる
モンスター社員をほっとくわけにはいきませんからね。

だって、あなたの言うことを聞かないばかりか
仮にあなたの方が先輩だとしても
相手はタメ口で話しかけてきますからね。

先ほども申しましたように、
並大抵のことでは、
相手を解雇できません。

したがって、モンスター社員とは
今後もつきあっていかないといけないのです。

ただ、我々は神様・仏様ではありません。

ですから、モンスター社員の態度を見るだけでも
感情的になってしまいがちです。

ですが、絶対に感情的になってはいけません。

感情的にならずに、二階から目線を徹底しましょう。

二階から目線でモンスター社員に対応しよう

二階から目線とは、上から目線のことではありません。

二階から目線というのは、
最初から立ち位置が違うという前提で
相手と接するという意味です。

たとえば、お医者さんと患者さんの関係。

これが上から目線だったら
医師「早く服を脱げよ、聴診できないだろバカ!」
というような発言が上から目線です。

逆に二階から目線とは
医師「服を脱いでくださいね。
聴診をしますからね」

これが仮に、医師と患者の関係でなく
コンビニの店員とお客さんだったら、
フツーに犯罪じゃないですか(苦笑)

つまりが、
最初から、立場が違うということを前提に
相手とつきあうのが二階から目線です。

お医者さんからしたら、
服を脱いでもらわないと診察できないことも
あり得ますからね。

ですから、あなたが上司でモンスター社員が部下であるなら、
初めから立場が違うわけですから、
その立場を利用しつつも感情的にならずに
モンスター社員と接するようにしましょう。

モンスター社員の多くは、
周りから愛されていません(当然のことですが)。

だからこそ、さらにモンスター化が進むんです。
どういうことかというと
モンスター化する⇒上司が怒ったりしつつ反応する
⇒モンスター社員は上司の反応で構ってもらっている感じになる
ということが多いからです。

つまり、モンスター社員の発言や行動に
いちいち上司が腹を立てるよりも
はっきりいって無視した方が
モンスター社員は傷つきます。

もちろん、業務上の指示などは
しっかりとモンスター社員にしましょう。

しかも二階から目線で。

あとは、モンスター社員が遅刻した場合や
問題行動を起こした場合には
就業規則上可能であれば、
始末書を書かせましょう。

さすがに何十枚も始末書がたまれば
解雇しても合法でしょう。

まとめますと、普段のモンスター社員の発言や行動は
基本的に無視をする。

ただ、限度を超えている場合で
しかも就業規則上可能なら始末書を書かせる。

そうしつつも、業務上の指示は二階から目線で
あくまで事務的に対応していく。

これが現状、モンスター社員の最適な対処法でしょう。

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